「INTP女性」の特徴、女子グループの真逆を行く生きづらさ

INTPは人口の２～３％とかなり少なく、INTP女子ともなるとその数は一気に数を減らし0.8~1%程とかなり少なくなります。

そして男女の社会構造上、INTP女子はINTP男子よりも社会的に受け入れられづらいです。

その性格上人に興味を抱きにくく圧倒的に共感力に欠けるため、女性の輪のような中では異端児扱いされることも多いです。

INTP女性の特徴

Fe型の女子グループとは相性が悪い

【INTPの認知機能】
Ti-Ne-Si-Fe
第一機能 内向的思考（Ti）
補助機能 外向的直感（Ne）
代替機能 内向的感覚（Si）
劣等機能 外向的感情（Fe）

INTP女子はまずFe型が強い女子グループとは相性が悪いです。

女性は本来男が狩猟などに出かけている間にコミュニティを維持するために、共感能力を発達させてきました。

つまり世の中には外向的感情（Fe）が発達している女性が多いというわけですね

しかし、INTPのメインの認知機能は内向的的思考（Ti）で劣等機能は外向的感情（Fe）です。
対するメインの認知機能が外向的感情（Fe）の場合、劣等機能は内向的思考（Ti）になります。

つまり、INTP女子は大多数の女性たちと相反する認知機能をメインに使うことになります。

また学生時代や若い頃の認知機能には偏りが見られる場合が多く、Tiが発達していない女性が多いです。

その逆もまた然りで、INTP女子も劣等機能であるFeが発達していないことが多いです。

そんなFe型優勢な中にポンと放り出されたINTP女子は外向的感情（Fe）優位な環境に馴染めないことが多いです。

男性であれば思考機能が強めな人が多いため、「理屈っぽい奴だな～」で終わるようなことも、

女子の場合は「なんか気に入らない」と負の感情がFe伝達により多数に共感される結果となり、仲間外れにされることもあります。

このようにINTP女子はFe型の女子グループとは相当相性が悪いです。

INTP女子と比べれば、そこら辺の男の方がFe型の女子グループとまだマシにやり過ごせると思います。

共感よりも先に理屈先行

先ほど言った通りINTP女子は内向的思考（Ti）がメインの認知機能のため、男性よりも圧倒的に男性脳になります。

何かのテーマについて話題にした際、理屈や根拠に注目します。

そこに共感という感情が入る余地はありません。それ故に、まず共感が先に出る女子たちとの会話において不具合が生じるようになります。

また人の感情も理屈で理解できたとしても、コミュニケーションに不具合が生じます

「君が機嫌が悪いのはもしかすると生理前だから？」

相手の感情を理解しているつもりが、劣等機能がFeのためやはり複雑な人の心の機微までも理解しにくいのです。

変人扱いされるがあまり気にしない

変人扱いされやすいですが、あまり本人は気にしないことが多いです。

むしろ変人扱いされると嬉しく感じるかもしれません。

感情よりも理屈や知的好奇心を重視しますので、「変わっている」と言われたとしても、「自分の性格が変わっていることを知れてラッキー」くらいに思うからです。

しかし、いくら感情よりも理屈を重視するからといっても、INTPが何も感じないロボットというわけではなく、心の奥底では着実にストレスが溜まっていることもあるので注意が必要です。

周囲と足並みをそろえるのが苦手

INTP女子は誰かの都合で好きでもないことをすることは時間の無駄に感じるでしょう。

しかし、女子の間では何かと周囲との足並みをそろえることが良しとされます。

ファッション、連れション、グループ行動、流行の歌や芸能人の話…etc

このように好きでもないことに対して周囲と足並みをそろえる行動自体が非常に無駄に感じます。

また人に対してあまり興味が湧かないため、そもそも団体行動自体苦手に感じるでしょう。

就活では苦労する

特にINTP女子は就活やキャリアにおいて苦労する傾向にあります。

INTPの認知機能上、データや分析、情報収集などの思考領域を使った仕事に適正がありますが、そういったポジションで活躍しているのはほとんどが男性で占められています。

そのため、「女だから」という理由で弾かれることも多く、自分の得意な領域を生かせる分野に就くのに苦労するでしょう。

男女雇用機会均等法があるにしても、キャリアにおいてのジェンダー問題はまだまだ根強く残っています。

INTP女子の恋愛傾向

そもそも恋愛にあまり興味を抱くタイプではありません。

それよりももっとやりたいことが頭の中にたくさんある場合が多いのでそもそも異性に興味を抱かない場合もあります。

INTP女子の恋愛傾向としては、知的好奇心を満たせる相手はマストになります。

感情論を投げかけられるような相手とはうまくいきません。

一人の人と付き合うと一途に付き合えますが、記念日や誕生日などに重要性を感じないこともあるため、相手からは「配慮が足りていない」と指摘されることもあります。

とはいえ、思考タイプが多い男性側には記念日を重視しないタイプが多いため、INTP男子ほど恋愛でトラブルになることは少ないかもしれません。

まとめ

INTP女子はINTP男子よりも生きづらい日常を歩んでいることも多いです。

しかし、いつまでもFeが未熟なままだとデメリットが多くなるため、この機会にぜひFeを鍛えて判断機能のレベルを上げていきましょう。

そうすることで「感情」を含めた思考をすることができ、INTPの頭脳レベルが向上します。