INFPに言ってはいけないこと
「現実見ろよ」
INFPは感受性豊かで想像力が優れている性格でもあります。
理想主義者であるINFPに対して「現実を見ろ」という指摘はあまり適切ではないです。
理想主義者であると同時に努力家でもあるため、もう少し見守ってみるのも良いです。
「自分の意見を持ってないの?」
INFPはメインの認知機能が内向的感情(Fi)であるため、内面では非常に強い感情を持っていることもあります。
しかし、その感情はあくまで内面でとどめられるため、外側に出てくる機会は少ないです。
あなたがもしINFPの意見を本気で知りたいと思うなら、まずは心の距離を詰めてください。
そうすれば、いかにINFP達が様々な意見や感情を抱いているかがわかります。
「君じゃ無理だろうね」
INFPは傍から見ると、内向的であり、何かを為すのには外向的なコミュニケーションこそが一番重要と考える人たちからすると
何をするにも「内向的な君じゃあ無理だろうね」と投げかけてしまうことが多いです。
これはINFPの自信を揺るがす可能性があり、感情的な傷を負わせることがあります。
代わりに、肯定的な言葉を提供し、相手をサポートする方法を模索しましょう。
「繊細過ぎるんじゃない」
INFPは高い倫理観を持つため「こうあるべき」という感情を強く持つ場合があります。
自分自身の価値観を持って取り込んだ情報を判断し、それにより自分の倫理観を保つからです。
そのため例えば、INFPはニュースから流れる悲惨な事故や事件に心を痛めます。
このように「誰か心を痛める人」がいるからこそ世の中は少しでも良くなろうとします。
そのため「繊細過ぎる」ことは悪いことばかりではないのです。
「人生は不平等なんだから仕方ない」
INFPは人生が不平等なことはとっくの昔から知っています。
外向的直感(Ne)を稼働させてINFPはもっと深い部分での人生での意味や世の中の真実に目を向けています。
人生の不平等さについて考察をしているINFPの邪魔はしない方が良いです。
「あなたにはわからないでしょ」
INFPは親しい相手と深いつながりを求めます。
人は時に感傷的に「あなたにはわからないでしょ」と投げかけたくなる時もあるでしょう。
しかし、INFPはあなたのことを誰よりも理解しようとしていることは忘れないでください。
「君は暗いね、もっと明るくできないの?」
INFPは感情的に敏感で、自分の感情を大切にします。
彼らが暗い気分にいる場合、それもINFPの感情の一部であり、そのまま受け入れるべきです。感情は個人のモノあり、他者が無理に変えようとすることは相手の感情を無視することです。
また、この発言はINFPに対して自分の感情や行動に対する強制的な期待を押し付けです。
感情の表現は個人の自由であり、他人から無理に変えることを要求するのは適切ではありません。
「自分をもっと出せば?」
INFPはおとなしくみられることが多いため、周囲は単純に思ったことをINFPに投げかけやすく、表現力が足りないと思われることすらあります。
しかし、その内面では様々な感情が渦巻いており、
他人からの態度に対し「不平等感」を激しく抱いたり、内側で感情が激しく揺さぶられます。
それほど喜怒哀楽がはっきりしているのですが、例え「自分をもっと出せ」と言われたとしても、あまり親しくない相手に表現することは少ないです。
「君は使えないね」
INFPは感受性が高く、繊細な性格です。
INFPの感情を傷つける言葉は避けるべきで、優しさと尊重が必要です。
というのも確かにINFPは受け身でおとなしく感じるかもしれませんが、INFPの協力的な関係の構築はのちのちにあなたにとってプラスになるくらい重要になるかもしれないからです。
高い倫理観を持つINFPはあなたが困っているときに、適切な形で手を差し伸べてくれる存在になるでしょう。
「悩みすぎ」
INFPにとって「悩む」ことは必要なことです。
慎重で本質的な部分を見ようとする能力は、いずれより良い現状へと変化させるのに必要な事でもあるからです。
まとめ
INFPとのコミュニケーションでは、感受性、価値観、創造性に対する尊重と理解が重要です。
彼らの個性を受け入れ、共感的なアプローチを取ることが良好な関係の鍵となります。