ENTPの割合は7.9%と普通で、男女比率は2:1と男性が多いです。
ESTPとして有名なキャラとしては下記が挙げられます。
キャラ
・名探偵コナン
・ルパン三世のルパン
・呪術開戦の五条悟
・ハンターハンターのヒソカ
・野原しんのすけ
※論破王ひろゆきはINTPです
ENTPキャラは上記の通りで、一見社交的で陽気な性格に見えて、自分独自の考えで行動するため2面性を持つ特徴があります。
また、話の組み立て方が上手すぎて、自分に非がある場合でも言い回し一つで正当性があるように思わせたりもできます。
他人からは実力以上に頭の良い人間に映ることが多いです。
ENTPの認知機能で見る性格
Ne-Ti-Fe-Si
第一機能 外向的直感(Ne)
補助機能 内向的思考(Ti)
代替機能 外向的感情(Fe)
劣等機能 内向的感覚(Si)
ENTPのメイン機能は外向的直感(Ne)でそれを補助する形で内向的思考(Ti)が使われます。
そのため、ENTPはNeによる外の世界での新たな可能性や経験を受け取り、Tiで自分独自の解決策を見つけようとする革新的な性格をしています。
そのため、社交的でたくさんの仲間に好かれながらも、多数に流されずに自分独自の考えを持っていて、一匹オオカミな2面性を持つようになります。
代替え機能は外向的感情(Fe)で、この機能までも発達しているENTPは温かみがある頼れる人というように映ります。反対にFeが発達していないENTPは冷たくサイコパスに見えることもあります。
劣等機能は 内向的感覚(Si)で、この機能が劣等になるとルールを重視しないようになります。
そのため内向的感覚をメインで使っている「SJタイプ」ESTJやISTJなどに対しては嫌悪感を感じる場合があります。
ENTPの性格まとめ
陽気でしゃべるのが好き
ENTPは人と積極的にしゃべるのが好きです。
自分の感情や思ったことをそのまま相手に伝えられる素直さがあり、またESTPの言葉や言い回しには人を説得させるようなコミュニケーション術も持っています。
友達や多くの仲間に囲まれることも多く、ENTPも仲間と一緒にいることでエネルギーをもらうことができます。
また言葉だけのコミュニケーション術だけではなくボディタッチや仕草、態度によるコミュニケーション術も優れています。
人に合わせるより自分の考えを優先する
ENTPは社交家ですが人に合わせるというよりも自分自身の考えを優先します。
そしてENTPは説得力のある話し方が得意なため、
人と意見が違ったとしても自分の主張がいかに説得力があるかを相手にわからせることができます。
独自の哲学に基づいて行動するため、みんなとは全く違う考えをしていることがあります。
自分と同じレベルを相手に求める
ENTPは行動的でせっかちなことが多く、仕事ややるべきことを一番早く終わる方法で終わらせようとします。
そのため、他の人がちんたらしているとイライラしてしまうこともあります。
他人には自分と同じスピードを求めがちになります。
頭が良くまた頭が良いと思われたい
ENTPは頭の回転が速く説得力のある言い回しにより、
みんなから頭が良いと思われやすいです。
また、自分も他人から頭が良いと思われたい傾向にあり、
面白いジョークを言ったり頭脳戦で勝負することを好みます。
気分屋
あらゆるMBTIの中でENTPが一番飽きっぽい性格をしています。
興味を持つ対象が移り変わりやすいです。
とはいえ、目標を決めた場合それに向かって最大限努力することができ、壁にぶつかるほど燃えるタイプの性格です。
持ち前の解決力や対応力で目標を達成することができます。
ENTPのカリスマ性により目標に向かってみんなを巻き込むことがあります。
しかし、もっと興味の惹かれるモノが出てくると途中で仲間に任せて別のことをすることもあります。
革新的なアイデア探求者
ENTPは誰も思いついていないような革新的なアイデアを探そうとします。
アイデアを実現させるというよりも、新しいアイデア生み出す方に魅力を感じている場合が多いです。
自分の思いついたアイデアは自分で実現させるよりも、誰かビジネスパートナーに任せて
また自分は新たなアイデアを探そうとします。
ルールの穴をつく
ENTPはルールの穴をつきます。
ルールに興味がないわけではなく、他者よりもルールや仕組みを知りたがり、それらを理解したうえでもっと効率のよい方法を生み出そうとします。
革新的が大好きなENTPなので、現在よりも前に作られたルールにはあまり興味はなく、守る必要もないと考えています。
しかし、ルールを破ったことによる罰則は受けたくないと感じるため、ルールを破るというより
ルールの穴をついたグレーゾーンで他人よりも有利な状況に持っていくことが得意です。
屁理屈において右に出るものはいない
ENTPは口がうまくて屁理屈を正当性を持った論理へと昇華することができます。
ENTPは相手が正しくて自分が悪いと感じているときでさえ、
話の組み立て方が上手いため、自分を正当化し相手にも自分が正しいと思わせられるような屁理屈を言うのがうまいです。
討論の場においては、自分の正当性を主張するのに右にできるものはいません。
モテるしいろんな相手を好きになる
男性ENTPはミステリアスでユーモラスな部分が女性からかなりモテる要因となります。
とはいえ、移ろ気なENTPなので一人の女性を愛するよりもいろいろな女性に目移りすることがあります。
前日まではラブラブだったのに、突然別の子を好きになって突然相手を振るタイプでもあります。
そのため恋愛においては女関係がややこしくなることも多いです。
ENTPの性格上言ってはいけないこと
ENTPは外向的直感(Ne)をメインにもつため、モノゴトの本質を把握する力に長けています。
その本質から生じるアイデアは非常に革新的であると同時に、周囲からぶっ飛んだアイデアだと思われかねない場合もあります。
そのため周囲に「もっとまじめにやれ」と言われてしまうこともあります。
一概にENTPがいつもふざけているわけではないことを知りましょう。
まとめ
ENTPは一見陽気な性格ですが、ひとたび討論ともなるとコテンパンにされるほどの討論の強さです。
屁理屈の上手さは右に出るものはおらず、また説得力ある物言いから周囲からの賛同を得られることも多い性格をしています。
note
✅ 劣等機能、内向的感覚(Si)の鍛え方
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