ESFJ

圧倒的ヒロイン格「ESFJ(領事館型)」の性格まとめ

2023年3月25日

ESFJの人口は12%程と一番多く、男女比率は1/2と女性が多いです。

>>当サイトの16性格人口割合について

そしてこのESFJは映画やアニメ、ドラマのヒロインとしての登場回数が圧倒的に多いです。

ESFJのポジティブで他人優先な性格は主人公の心の支えになりながらも、恋人としての理想の立ち位置だからです。

良き母親でもあり、その自己犠牲的な献身的サポートは殺伐とした世界の空気を暖かいものに変えることができます。

一方で育った環境が悪いと承認欲求が強くなり、自己中心的で押しつけがましい人になってしまう可能性もあります。

認知機能に見るESFJの性格

Fe-Si-Ne-Ti
第一機能 外向的感情(Fe)
補助機能 内向的感覚(Si)
代替機能 外向的直感(Ne)
劣等機能 内向的思考(Ti)

ESFJのメインの認知機能外向的感情(Fe)で、Feを補助する形内向的感覚(Si)が作動されます。

そのためESFJは常に感情が外方向に向いており

「人の感情を優先したり」
「人がなんの話をしていて、なにに関心があったのかを記憶する」

ようになります。

そのためESFJは他人との過去の言動から「相手が興味があるもの嫌なこと」を詳細に覚えています。

代替え機能外向的直観(Ne)まで発達しているESFJは、
まさしく映画やアニメに出てくる誰もが惹かれるような聖母のような性格になります。

劣等機能は内向的思考(Ti)なので意思決定する場合は論理的思考による意思決定よりも、人の感情を重視した意思決定をします。

そのため論理的で効率的な思考をするタイプと対立した時に損をすることが多いです。

ESFJの性格は認知機能の成長度合いでかなり変わる

優しく笑っている女性のイラスト

成長度合いに大きく左右される

ESFJは成長の度合いで性格がかなり変わります。

例えば、
FeSiばかりが発達したESFJは、いわゆる保守的で頑固で融通が利かない母親キャラのようになります。
・一方で「Ne」まで発達したESFJは相手を受け入れる心の広さを兼ね備えながらも、的確なアドバイスをくれます
まさしく聖母

多くの男子があこがれるヒロイン像(ESFJ)は「Ti」まで発達したESFJであることが多いです。

実際にアニメや映画に登場するヒロイン役のESFJの特徴を見てみると、

少し頑固な部分もあり、後々主人公や様々な仲間たちと触れ合い、

感情だけが先行していた部分に徐々に内向的思考を上手く使えるようになる成長していく過程が描かれ、

最終的に「男子の嫁にしたいNo1ヒロイン」になります。もしくは初めから成熟しているESFJを登場させて作品の牽引役として起用する場合もあります。

そのため成熟したESFJは圧倒的ヒロイン格な性格と言えるのです。

ESFJは男女で少し違いが出る

男性のESFJは進んで嫌な役周りやリーダーを引き受けたりしますが、争いごとを避ける傾向にあり、お人好しで頼りないと思われることもあります。

とはいえ、調和を重んじて部下の面倒見も良いため「ESFJのために仕事を頑張る部下」も出てくるため総合戦では優秀な結果を残せます

女性のESFJ「ザ・母親」と言われるくらい母性が強く、世話好きで「ドラマ、映画、アニメ」あらゆる文学作品のヒロイン的立ち位置で起用されることが多いです。

個人的な経験上、男性受けする見た目をしていることが多く、その性格から男性からはモテますし、付き合う年月は長いことが多いです。

男性ESFJはみんなのために前に出るタイプが多く、一方で女性ESFJは後ろでサポート係に徹底する特徴があります。

ESFJの性格まとめ

指を立てている女性イラスト

純粋

一言でいうと、ESFJは純粋で心がきれいです。

ESFJは人とうわべで付き合うことはあまりしません。

他の女性がうわべで接しているときもESFJは相手の言葉に耳を傾け、きちんと詳細に記憶します。

このような純粋な性格をしているため、時に批判などを受けた場合、まともにその言葉を受け止めるため、傷つきやすい性格をしています。

世話好き

ESFJはいつでも人の役に立ちたいと思っています。

ESFJからのやさしさを受けた他人は

「どうして他人のためにここまで一生懸命になれるんだ?」
「優しい人だな」
「なんか暖かい」

このように居心地の良さを感じる人が多いです。

しかし、ESFJが間違った相手を恋人に選ぶとダメ男化させてしまうため、INTJのような独立心が強いMBTIを選ぶとお互い心地よい関係になります。

このようにESFJは生粋の世話好きと言えます。

共感能力が高い

ESFJは他人への共感力が非常に高いです。

メインの機能外向的感情(Fe)により、ESFJは常に相手の感情にフォーカスしています。

そのため相手のつらい感情に共感することができ、いつでも母親のようなやさしさで相手を包みこめるように準備をしています。

困っているひとがいれば放っておけないくらい優しい共感能力を持っています

ESFJがどんなグループにも一人いれば、場の空気は暖かいものになります。

実は冷静

ESFJ以外の人が、ここまで読むと「感情を重要視する=感情的な人」というイメージを思い浮かべるかもしれませんが、

実際のところESFJ自身「常に冷静」であることが多いです。

感情的な相手に共感を示しながらも、相手を諭す能力を持っています。

そのため相手が感情的になっても道を外すことがないようにサポートできます。

心が広い

ESFJは心が広いです。

ESFJは誰にでも優しく、常に相手を観察していて困っている人がいれば必ず手を差し伸べます。

そのため時には嫌なことを押し付けられることもありますが、与えられた仕事は遂行しようとするため、

他人からも心が広くて一生懸命な人と思われることが多いです。

平和主義

ESFJは平和主義です。

ESFJは組織に属したり、どこかのグループに属しているときには秩序を重んじています。

そのため秩序を乱す人やルールを守らない相手には内心批判的になります。

とはいえ、相手を理解しようとするのがESFJのため、

その型破りな行動が「理由」があってのことであれば容認することもできます。

そういった面でも平和主義と言えます。

基本的にポジティブ

ESFJは基本的にポジティブです。

本人には自覚がないかもしれませんが、少なくとも他人から見るとポジティブに見えます。

時にムードメーカーとなったり、友達や家族の笑顔を作ろうと懸命に努力をすることもあります。

そのため「いつでもポジティブで明るい人」というように映ります

家が好きで家庭中心

ESFJは家が好きです。

というのもESFJは家庭を中心に考えるため、自分の家族や家にあるものを第一優先にして考えます。

そのため家族はみんなESFJのことが好きで、時に家族の関係はESFJで保たれている家庭もあります。

このようにESFJは自分の帰るべき家や家庭を大切にします

ほとんどの相手と相性が良い

ESFJは一部のMBTIを除いてほとんどのMBTIと相性が良いです。

これはESFJが相手に合わせられる性格をしているからです。

相性が良い人が多いのは、相手を理解しようと努力するESFJならではの特徴と言えます。

争い事を避ける

枕を抱きしめている女性イラスト

一見争いごとを避けるのは長所になる場合がありますが、

時にはそんな争いごとにも面と向かって対峙するべき状況があります。

対峙するべき時に対峙せず平和的に解決を図ろうとすると、結果的に知らないところで罪を着せられていたり、根本的な問題を解決できない場合もあります。

そういった面ではESFJの争いごとを避ける性格は短所にもなりえます。

八方美人

ESFJは時に他人から八方美人と思われることがあります。

基本的に平和主義のため、仲が悪い人同士の間に挟まれて、互いの悪口を聞かされるシーンが多いです。

つまり人から愚痴を聞かされる立場になることが多いです。

ESFJは共感力が強いため2人ともの話をきちんと聞き、互いの愚痴に共感を示します。

しかし、相手が望んでいるのは「こちらの味方に引き入れたい」場合が多いため、

どっちつかずのESFJの言葉に「あなたどっちの味方なの?」と八方美人の烙印を押される場合があります。

このようにESFJの性格上、他人同士の争いに挟まれることが多いです。

出した案を却下されると必要以上に落ちこむ

ESFJは出した案を却下されると他の人よりも落ち込む特徴があります。

ESFJは承認欲求が強めで、他者から認められ感謝されることの重きを置いています。

人のために常に考えているESFJは、案を却下されたり、無関心な態度に非常に傷つきます。

論理的思考が苦手

どうしても人の感情にフォーカスしてしまうため、論理的思考による意思決定が苦手になり、結果貧乏くじを引いてしまうことが在ります。

ESFJは「狐と狸の化かしあい」のような、互いにだまし合い得を得ようとする状況では確実に損をすることが多いです。

そのため論理的思考が出来ながら根幹的な部分が同じ「INTJ」をパートナーにできれば強いです。

バリバリの仕事人というよりも、家庭的な性格

ESFJはバリバリ仕事ができる人というよりも、Feを圧倒的に発揮できる家庭的な性格なので

ビジネスよりも家庭でその力を発揮し家族をサポートします。

時に人間関係に疲れる性格

世話好きでまさしく慈母のようなESFJは人間関係の争いや妬み嫉妬に疲弊してしまうことはあるあるです。

非常に協調性の強い心が広いMBTIですが、人はときに対立し争い合う生き物なので

ESFJはそんな状況に身を置きすぎると体の不調が表に出てきます。

このようにESFJは他の外向的性格よりも人間関係につかれがちです

ESFJがいるだけで世界は明るくなる

この世界はESFJのおかげで明るく見えるといっても過言ではありません。

つらい時もESFJの献身的な態度に元気づけられ、

ESFJの人柄で初めて人を信用できるようになる人もいます。

時に女性のESFJは男をダメ男にしてしまうくらい世話好きでありますが、どんなMBTIでもESFJの優しさの恩恵を受けていることでしょう。

まとめ

ESFJはその持ち前の明るさと性格の良さでヒロインに起用されることの多いです。

しかし、劣等機能のTiが未熟であると他人と対立することが苦手で、相手が論理的効率的主義な場合損をしてしまいます。

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