プロフィール

初めまして、当サイトの管理人(INTJ-T♂)をしております「シン」です
NOTE執筆
一度気になればその分野のすべてを知らないと落ち着かなくなるという性格です。
ユング心理学について
ユング心理学と出会ったのは大学の2年生頃、今から9年前ほど前です。
在籍していた大学の図書館は4階建てのバカでかい建物で、そこら辺の公立図書館5個分くらいの大きさの図書館が校内にありました。
それぞれ日本語、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語の本が並べられていて、「読まなきゃ学費がもったいない」というケチな精神から空き時間はその図書館で過ごすことが多かったです。
そして、2年時何気なしに手にしたのが「ユング心理学入門書:著 河合 隼雄」でした。
当時英米学科に在籍して、英語で心理学の授業を取っていたためユング心理学は知っていました。
そしてユング心理学は難解であることも知っていたので避けていましたが、ふと何気なしに手に取ったのがたまたま河合 隼雄著の「ユング心理学入門書」でした。
そこからユング心理学に傾倒していきました。特にユング心理学に関しては「河合 隼雄」著を中心として学びました。
これがユング心理学との出会いです。
ユングは心理学を学ぶ上で避けて通れない三大巨匠の三人の一人で
フロイト、ユング、アドラーが三大心理学者と呼ばれています。
NARUTOに出てくる伝説の三忍(自来也、大蛇丸、綱手)みたいなもんです
このサイトの16性格について
当サイトで解説している性格分類指標は基本的にユング心理学の認知機能をベースにしています。
「マイヤーズブリックスタイプのMBTI」と「ユング心理学」は厳密には別物です。
また多くのサイトやブログが間違って情報提供している場合が多く(ライターに外注しているサイト)、さらにMBTIと16personalitiesの区別がわからずに解説している人が多いです。
また認知機能の役割、補助や代替え、劣等機能がそれぞれどういう働きをするのかを知識なく書いているサイトも多いため注意してください。
また性格別の人口割合も間違っている場合が多いです。詳しくは下記記事
世の中には情報があふれかえっていて、ちょっと検索すればすぐにわからないことも知ることができますが、それらの情報が合っているか合っていないかの取り捨て選択をするのはあなた自身の手でしなければなりません。
「16personalities」と「MBTI」と「ユング心理学」は別物
人の性格を16個の性格に分類する性格診断サイトである「16personalities」と公式である「MBTI」は別物です。
MBTI協会もこのことに関してはすでに声明文を出しています。
MBTIを語ったサイトは公式以外は偽物なので注意が必要です。MBTIを唄ってモノを売る行為は商標権侵害に当たります。
MBTIはすでに1992年にマイヤーズにより日本でも特許庁に商標届が提出されており現在も継続中です。特許庁J-plat-patより確認できます↓
また、性格の診断の出し方も質問の内容も「16personalities」と「MBTI」では違いがみられます。
「16personalities」がネットで選択形式に対して「MBTI」は対面形式の診断です。ちなみにユング心理学も対面形式です。
なぜ対面形式なのかというと、公式のMBTIは人をタイプに簡単に当てはめることを良しとしておらず、自覚がある方もいるかもしれませんが、性格を分類された場合、時にその性格に当てはまった行動に縛られるようになることもあるからです。
それがたとえ間違った診断だとしてもそういったバイアスにかかってしまいます。
「これは自分の性格タイプに合っていない、これは自分の性格タイプに合っているから、、、」
このようなピンで手足を固定された標本昆虫のごとく、診断された性格をベースに自分の行動範囲が固定される現象が確認されています。
これは自分の可能性を狭める危険性を持っています。
あくまで自分の性格タイプの診断は自己責任です。
また、人の性格はあまりにも複雑すぎて16個に収まらないことは重々承知してください
とはいえそれを鑑みても心理学的タイプ論は有り余るほど便利なツールであることは確かでしょう。自分なりにその知識を都合よく使ってみるのはお勧めします。
話が逸れましたが「16personalities」と「MBTI」は似ているようで全然別物…
そこは押さえておきましょう。
「16personalities」がMBTIとして認識されている
ただ皮肉なもので世間からは「16personalities」の方が公式よりもMBTIとして認知されています。
そして、マイヤーズブリックスの公式MBTIはユング心理学を元にしたタイプ論です。
実際のMBTIはMBTI認定パートナーなどに国際規格に基づいた対面形式で質疑応答をうけフィードバックを受けるモノであり、あの人はENTJだ、とかあの人はINTJだからこういう人なんだ、という性格を当てはめるモノではありません。
当サイトで扱っているものは「ユング心理学」をベースにしたものです。
マイヤーズブリックスのMBTIは、「INTJ」「INTP」…etcなどのアルファベット4文字の合計16種類の性格分類で
ユング心理学の認知機能とは、「内向的直感Ni」「外向的思考Te」…etcなどの8つの認知機能のことです。
このサイトでは16personalities、MBTI、ユング心理学の認知機能、またわかりやすく自己流の解釈を混ぜて解説する場合もありますが、実際は全部別物と認識しておきましょう。
本流のユング心理学はとても難解で、心理学の専門家である京都大学名誉教授「河合 隼雄」ですら難解だと語っています、そのため自己の著ではユング心理学において自己解釈を交えわかりやすく解説しています。
このサイトを製作した理由
「自分の認知機能を理解することで人生を客観的に見れるようになり、また自分の短所も受け入れられるようになる」
と自分自身がユング心理学を学びそう感じたからです。
実際自分の性格を「16personalities」などの診断結果を知った人の中には、今までコンプレックスだった性格が誇らしく思えるようになった人もいるかと思います。
これはまさに「自分の性格を受け入れるとは幸せになる一歩でもある」とユングが言っている通りな訳です。
実際は言っていないけど多分こんなことを言いたかったんだろうな~っていう僕の感想です。
MBTIやその元となったユング心理学は非常によくできた心理学的タイプ論で、時に自分のことが書いてあるかのように感じるため、どんどん夢中になってしまうことも珍しくありません。
とはいえ気をつけていただきたいのは、MBTIもユング心理学も所詮人が作ったものであるということも覚えておきましょう。
ユング心理学を勉強した身としては、人とかかわる際には相手がどのタイプに当てはまるかを分析してしまう癖がついてしまいましたが、結論を言うと人は8個の認知機能や16個程度の性格で分けられるものではないということです。
同じ認知機能を持っていたとしても細部の性格が全然違うように感じることもよくありますし、もはやどのタイプに当てはまるのかすらわからないくらい、認知機能をバランスよく成長させた人格者も存在します。
ほんとに人は心理学的タイプ論に当てはまるのか?と感じるくらいどれにも当てはまらない人も結構たくさんいます。
また性格はつらい経験や人生を変えるほどの相手と出会い、生きていくうちに変わることもあります
こんなサイトを作っておきながらこんなこと言うのもなんですが、MBTIもユング心理学も完璧ではないという、一歩引いた目線で見ておくことが大切です。
また注意点として、MBTI解説サイトでは「バーナム効果」も少なからず働いていて、誰にでも当てはまる事柄を読んで「当たっているかも…」と思ってしまう感覚に陥ることもあります。この占い師が良く使う「バーナム効果」にも注意が必要です。
当サイトも例にもれずあくまでタイプごとの解説をしていますので、一歩引いて読むことをお勧めします。
人を性格タイプに当てはめることはそれにとらわれ視野を狭くしてしまう原因にもなります
なので時にエンタメとして楽しむのが一番かもしれません。
もしくは、
「この部分は当てはまる、この部分は当てはまらないな…」
という参考ツールで読み進めるのがベストです。
あまりのめり込みすぎると知識ばかり増えていって、知識でマウントしてしまう痛い人にもなりかねないのです。
自分の性格を知り、柔軟で客観的な判断をするためのツールが心理学的タイプ論なのに、逆に「こうでなければ辻褄が合わない」というように、まるで人の性格は「16個のどれかに絶対に当てはまる」というような答え合わせをするようになります。
こうなると「自分自身を理解し、自分をより生かすための最大のツール」が皮肉にも自分自身の性格を性格診断結果に寄せてしまうMBTIや16personalitiesの奴隷になります。
人の心や性格は性格診断で推し量れないほどに、あまりにも複雑に絡み合っています。
そのためユング心理学やMBTIもくれぐれも一歩引いた目線で付き合うのがベストです。
とはいえ、僕自身公式のMBTIやユング心理学はこの世に出ている性格分類の中では、信頼できる方と判断しています。
理解を深めると、人に対する理解度が増し、「コミュニケーション」「子育て」「パートナー」との関係において良い結果をもたらせることができるようになります。
いままで自分にとって意味不明な行動や言動を取っていた上司や部下、はたまた嫌いな同級生の行動原理がや行動のクセというものがよくわかるようになります。
また苦手で嫌いな相手は自分の影(自己意識の否定した要素)であることもわかるでしょう。
また適職を知ったり自分の長所を客観的に知れるので、人生を有利に進めることもできます。
それこそがMBTI、ユング心理学を学習する最大の目的であると思うので、
自分の人生にプラスの影響を与えられるよう「うまくユング心理学やMBTIを利用」してみてください。

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