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精神的につながりを重視する「INFP」の恋愛観と結婚後

2023年6月14日

INFPは恋愛においてかなり受け身なタイプであり、

また「相手から積極的に来てほしい」と思う反面必要以上に接近されると拒否反応を示すという矛盾を抱えるタイプです。

そのため、INFPは恋愛経験が少なくなる傾向があります。

また付き合った後はINFP特有の高い倫理観により、パートナーとすれ違いが起きることもあります。

結局は「一人が楽だな」と感じるINFPも多いです。

INFPの恋愛観

人見知りで奥手

基本的に人見知りで奥手のため、知り合ったばかりの異性に心を開くことはほとんどないです。

初めのうちは相手からよそよそしく感じられることもあり、相手に「嫌われているかも」という印象を与えてしまうこともあります。

またガードが固く、徐々に打ち解けてある程度リラックスできる関係性になったとしても、自己開示することは少ないです。

恋愛に興味があるかないかは置いといて、恋愛体質とは真逆を歩む人です。

恋愛モノの小説、映画、ドラマが好き

INFPは恋愛モノの作品が好きです。

特に、若い頃のINFPは現実においての恋愛はどこか夢物語的に見えることがあり、

その理由は思春期において「内向的な部分が強く表に出てくるから」が関係しています。現実の恋愛に現実味がないように見えるのはそのためです。

そのため中学、高校時代のINFPは現実の恋愛にハマる代わりに、恋愛モノの小説や映画、ドラマにハマることも多いです

理想が高くなりがちで現実と理想のギャップを埋めるにはそれなりの時間が必要です。

精神的につながれる相手を求める

恋愛においてINFPは精神的につながれる相手を求めています。

お金や見てくれよりも、INFPにとって精神的につながることこそが恋愛だと感じているからです。

自分とは違う相手に惹かれる

内向的でありながら、INFPは恋人には自分とは違う相手に興味を抱くことがあります。

その理由はINFPの補助機能外向的直感(Ne)が関係しています。

確かに、自分と違う相手を選ぶことは悪いことではなく、認知機能の成長には欠かせないモノですが、

相性の悪い相手を選んでしまうこともあるので注意です。

受け身でありながら積極的な異性は苦手

INFPは精神的なつながりを求めながら自分とは違う相手に興味を抱き、

また「受け身でありながらも積極的な相手は反射的に拒否してしまう」という矛盾した性質を持っています。

そのためこちらに好意を抱いて接してくれる異性に拒否反応を示しつつも「もっと積極的に来てくれれば付き合いたいかな」と無意識に感じることもあります。

もちろんINFPが異性として意識できる相手に限りますが…

とはいえ大概拒否反応を示されてまでも、積極的になる異性はほとんどいないため、よほど空気を読めない異性を除いて必要以上にアタックする人はいないでしょう。

そのため若いINFPはあまり恋愛経験が少ない傾向にあります。

INFPが付き合った後

誠実で一途

精神的なつながりを重視するINFPは相手に誠実であろうとします。

そのため相手に尽くしすぎることがあり、

逆に相手から尽くされると恋愛下手なINFPはどうしていいかわからなくなり拒絶してしまうこともあります

誠実で一途なことは素晴らしいですが、「与える愛と受け取る愛」はプラマイゼロのバランスを保つことで、良い意味でお互い優位性を持たずにうまくいく関係を築けます。

不倫浮気は絶対に許さない

相手に誠実であろうとする反面、相手にも無意識に自分と同じレベルの誠実さを求めます。

そのためINFPは不倫や浮気は絶対に許せないモノとなります。

INFPの認知機能、Fi-Neの組み合わせは不平等や汚さに対して非常に敏感になります。

そのため、自己の中で非常に高い倫理観を形成し、浮気不倫に対しては嫌悪感を強く示します。

ある意味正義感が強いといえます。

またFi-Siループによりなかなか相手を許すことができない傾向にもあります。

あることないこと考えがち

INFPの認知機能上どうしても相手の行動を深読みしすぎて、余計な不安に駆られたりと、

あることないこと想像しがちになってしまいます。

先ほど言った通り倫理観が非常に高い水準も関係しており、恋愛においては些細な事でも悩む傾向にあります。

INFPの結婚後

家族を中心に考える

結婚後INFPは家族を中心に考える日々を送ることとなります。

また子供ができれば内向的感情(Fi)により一生懸命育てようとします。

また自己犠牲的な部分があり、自分を犠牲にしてでも家族を優先したりすることもあります。

結婚後の満足度は低め

INFPは結婚後の満足度は低い人が多いです。

その理由として、

パートナーに対する無意識な期待をしすぎているのが原因とも言えますし、「察してほしい」「察せない相手が悪い」という気持ちが根底にあるのが原因とも言えます。

結婚後の満足度の低さは一方的に相手に非があると考えがちになりますが、結婚生活において相手が10:0で一方的に悪いということはほとんどありません。

結婚生活はいかにお互いの意見をすり合わせながら協力体制を築けるかにかかっています。

相手が失敗したとしても長い生活の上で失敗の一度や二度は人間なので仕方ないと割り切ることも必要です。

そのため「伝えなければ相手は察しない」ということを前提に、パートナーとの話し合いを重要視し、また劣等機能のTeを鍛えることが重要になります。

そうすることで満足度の低い結婚生活を変えることができます。

まとめ

INFPは恋愛において「もっと積極的に来てほしい」と思いながらも実際にアプローチされたら拒否反応を示してしまう、複雑な気持ちを持つため恋愛経験は少なくなりがちです。

また結婚生活においての満足度はMBTI中でもトップクラスで満足度が低いということがわかっていますので、

人はINFPほどうまく人の気持ちを察せないことを覚えておきましょう。

もしくは、INFP自身が気兼ねなく自己開示できるような「明るく細かいことを気にしない、あっけらかんとした人物」をパートナーにするのも一つの手です。

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