論理的思考と知的好奇心が優先されるINTPはしばしば他人から、
「冷たい」
「他人に興味がない」
と思われやすい性格をしています。
実際に他のタイプよりも他人に興味がないことが多いです。
その理由を紹介していきます。
INTPが他人に興味がない理由
思考の世界に旅立っている
INTPは内向的で深い思索をしている時間が長いです。
INTPのエネルギーは他人との関わりよりも、内なる思考の世界にて使用するからです。
そのため他人との関わりに興味を示す頻度が少なくなります。
知的好奇心が強すぎる
INTPは抽象的な概念や理論に興味を持つことが多いです。つまり知的好奇心が強すぎるのです。
またそれらを仮定→実証を繰り返し知的好奇心を埋めようとするINTPもいます。
つまり他者との関わり合いの刺激は、知的好奇心を満たせる刺激よりも劣っていると感じやすいのがINTPの特徴でもあります。
人としゃべるよりも本を読むことを優先するのはその方が知的好奇心を満たせるためです。
他者との関りがストレスになる場合も
INTPは内向的なタイプであり、内向的な性格の中でも対人関係には消極的です。
外向的感情(Fe)が劣等機能のため、他者とのつながりや共感に重要性を感じない傾向にあるからです。
また内向的思考(Ti)を持つINTPにとって社交場や他社との関りがストレスになることも多いため、他人に興味を示すことは難しいかもしれません。
相手の感情に鈍感
INTPの劣等機能は外向的感情(Fe)です、この機能が劣等になると相手の感情に鈍感になります。
相手の感情の機微に気づきにくくなるということは、過去に対人関係で失敗した経験があるINTPも多いです。
そのため、他人との関わりを避けるようになるINTPもいます。
ルールよりも効率性を重視
INTPはルールや規律よりも自己の確率した哲学を重視することが多いです。
そのため、常識やルールや空気感というものより、今までに確立してきた哲学に基づいて行動を起こすことが多いです。
傍から見るとその行動は他人に配慮していないように映ることもあります。
自分と話の合う人が少ない
INTPは非常に頭が良く知的好奇心が強いです。
そのため、INTPが議論したいテーマは非常に専門的であり、その話についてこれる人が少ないです。
そのため、周囲とは話が合わないと判断することが多く、他人に興味がなくなる要因でもあります。
相手都合に合わせない
INTPは相手に合わせることがあまり好きではありません。
例えば学校で一緒にトイレに行ったり、相手都合の寄り道をしたりしないことが多いです。
そのため傍から見ると他人に興味がないように映ります。
根本的に一人が好きだから
INTPは根本的に一人が好きな性格です。
そのため誰かから遊びに誘われたとしても、よほど気心の知れた相手でない限り断ることが多いかもしれません。
また自分の興味がない分野だと見向きをしないかもしれません。
まとめ
INTPだからと言って全員が他人に興味を持たないわけではなく、あくまで他人に興味を持ちにくい傾向にあるという理解にとどめておきましょう。
また人一倍知的好奇心が強いため、人よりも事象や原則に興味が惹かれやすいことも関係しています。