ISTJは映画や作品においても最も見分けやすく、モデルが豊富なキャラです。
大概どんな映画やドラマ、アニメなどでも一人はいます。
自由気ままなどっかの麦わら船長のようなENFPの横に必ずいるのがISTJで、
常識人でまじめな相方という立ち位置で描かれていることが多いです。
銀魂の「土方 十四朗」
進撃の巨人の「ミカサ」
ハンターハンター「クラピカ」
ワンパンマン「ジェノス」
ワンピース「ジンベエ」
などが挙げられます。このように自由気ままな主人公の相方役でよく登場します。
自由奔放な性格キャラの横にISTJを置くことで目立たせたいキャラが際立つためです。
ただし現実ではこのENFPとの相性は最悪ですが、それはまた別の話…
今回はISTJのあるあるについて紹介します。
ISTJのあるあるとは?
約束の価値観が人とは違う
しばしばISTJは約束の価値観が人とは違います。
ISTJは「約束は守られるべきものだから約束なのだ」と考えていますので
ISTJは気軽に約束したことでも約束は守ろうとします。
なので例えば、
友達「来週あたりに新しくできたカフェに行かない?」
ISTJ「いいよ」
次の週
STJ「今週いつカフェに行く?」
友達「あ~今週は無理かな、また来週くらいにしよう」
ISTJ(予定空けてたのに…)
こういったシーンはISTJによく起こります。
ISTJは良くも悪くも相手の言葉を真に受けてしまうため、相手が何気なく言った約束でも守ろうとします。
しかし、相手にとっては約束ではなく世間話程度でしかないため、約束の価値観が合わない場合が多いです。
実績のある「いつもの」が好き
ISTJは「いつもの」実績のあるものを信頼しています。
「新しいことをして失敗すれば時間とコストがもったいない、それよりもいままでの実績ある「いつものやり方」のほうが信頼できる」
という気持ちが強いため、他人から保守的に見えます。
役に立つかどうか、結果は時間がたたなければわからない状態が嫌とも言えます。
それよりも今まで通り実績があるやり方にこだわりたいと思います。
・いつも使っている一番早く帰れる通勤通学ルート
・過去に実績のあるいつものデートコース
・お店を新規開拓するよりもいつものおいしい定食屋に行く
・電車やカフェでいつもの席に座る
これらはISTJにとってあるあるです。
ISTJ
「おっ!新しい定食屋ができてるな!でもまずかったらいやだな…いつもの定食屋にいくか」
断りにくい
ISTJは人からの依頼や提案を断りにくく感じるのはあるあるです。
特に押しが強くて圧力がある人から頼まれると断りにくいです。
しかも、キャパオーバーな時でも仕事を引き受けてしまうのはISTJあるあるです。
そしてそんな大変な量の仕事をやりきってしまって、また圧力強めの人から仕事を任される…
ISTJはこのループに陥りがちです
冷たいといわれる時がある
キャパオーバーでも仕事を引き受けちゃう聖人なISTJでも、時に「冷たい」と思われることもあります。
なぜならISTJが何かを決断するときは自分や人の感情に影響されずに決断を行うことができるからです。
ISTJは人の変化に気づいたり義務感から相手の仕事を引き受けたりと非常に真面目な性格ですが、
過去の実績を照らし合わせ、現実的な判断ができます。
この「人の感情に影響されずに決断を行う」部分が、人によっては「冷たい」と感じるのかもしれませんね。
人の変化に気づきやすい
人の些細な変化も見過ごしません。
ISTJの第一機能は内向的感覚(Si)です。このSiは過去と現在を結びつける力を発揮します。
つまり、無意識に相手のいままでの過去の態度やしぐさ声のトーンを事細かに5感で感じとり記憶しています。
そのため、今現在接している相手がいつもと違う話し方や態度だったら、ISTJはそれを無意識に敏感に察知します。
「この人いつもより声のトーンが低いけど、疲れているのかな?」
「今日はこの人しゃべり方にとげがあるから怒っているな」
このようにISTJは相手の些細な言動やしぐさから相手の気持ちを推し量れます。
計画を立てるのは嫌いだけど、計画通りに集中できる
誰かが立てた計画を計画通りにコツコツ作業するのが得意です。
計画を自分で立てるのは苦手なので、誰かに立ててもらいたいと思ってます。
計画と納期を決めてもらうことで基本的にはやり抜くことができます。
とはいえ、計画を途中で変更してくる奴には怒りを覚えます。
社交的と思われることがあるが、実際は一人でいるのが好き
社交的と思われることが在りますが、本音は一人でいることが好きなのがISTJです。
ISTJは組織でのやるべきことが明確化されていればチームに積極的にかかわり貢献することができます。
そういった部分が社交的に思われることが多いですが、
実際本音部分では「指示されるのうざい、助言とかいらないわ」「早く一人になりてー」と思ってます。
自分が犯した罪や後悔を今でも心のうちにしまっている
ISTJは過去に犯した過ちや後悔をいまでも心のうちにしまって時に思い出します。
ふとした瞬間に
「小学生の頃あの人にこんなひどいことをしてしまった」
「あの時もっとうまくやれていれば」
という後悔の思い出があふれ出てきます。
ISTJはいつまでも自分のした罪や後悔を忘れることなく人生を歩んでいきます。
そしてそのことを人に話すことはありません。
自分の気持ちを相手に話すのは苦手
ISTJは「自分が辛い状況悲しい状況」にあったとしても相手に打ち明けることは多分ないでしょう。
自分の気持ちを相手に話すのが苦手というよりも、
自分の身に起こった不幸な出来事を話して、相手を心配させたり不安にさせたりすることが嫌だからです。
相手に心配そうな顔をさせてしまうことに心を痛めるため、自分の心の中でずっと抱えたまま日常を過ごそうとします。
そのため世間では「相手につらいことを話すと楽になる」と良く言われますが、ISTJはそれは間違いだと感じています。
なぜなら相手を心配させたり不安にさせてまで自分の心を軽くしたいとはおもわないからです。
なので、付き合いの浅い他人には相談しやすいと思うことはあるかもしれません。
まとめ
ISTJはまじめで相手の変化に敏感な性格をしているので、自分の気持ちを抑えて
やるべきことをやろうとしてしまいます。
時には頼まれた仕事を断ったり、ゆっくりする時間を作って体の力を抜いてリラックスをしてみましょう。
note執筆
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