行動的であり、計画よりも今現在のことを全力で楽しむタイプのESTPには向いている仕事と向いていない仕事が極端に分かれる場合が多いです。
人が二の足を踏んでしまいそうな緊急対応能力が求められる業務でも、ESTPは問題なく迅速に対応することができます。
一方で、ルールだらけで非効率な組織に属するとルールを破りまくってしまうこともあります。
そのためESTPは仕事選びが重要になってきます。
ESTPに向いている仕事
成果型の仕事
緊急対応系の仕事
起業、フリーランス
体を動かす技術系の仕事
芸能、アーティスト系の仕事
向いている部署
・営業部
・技術部
ESTPは精力的に動くことができるため、営業で積極的に商品を勧めるような部署が向いています。
ESTPのカリスマ性があれば営業でかなりの好成績を残せることもあります。
またESTPは5感が優れており、実際に工具や道具をうまく使いこなして、モノを作ったり組み立てたりする能力があるため
技術系の部署も相性が良く、楽しんで仕事ができます。
成果型の仕事
成果型とは仕事の成果で大きく稼げる可能性のある仕事です
・銀行員
・フランチャイズオーナー
・不動産
・投資家
・バイヤー
ESTPは普通の人が二の足を踏むようなリスクが大きい挑戦でも、躊躇せずに挑戦するため大きく稼ぐことができます。
そのため人よりも早く動けるESTPは成果型の仕事で大きく稼げる能力があります。
なのでESTPは成果型の仕事をすれば大きく稼げますし、エネルギッシュに動けるため人生が刺激に満ち溢れるような仕事ができます。
緊急対応系の仕事
・消防隊
・救急救命士
・警察官
・医者
ESTPの状況対処能力は非常に高く、そのため緊急対応する必要が多い仕事に向いています。
例えば、消防士や救命士などは、通報を受けてからすぐに現場に駆けつけて臨機応変な対処を求められます。
そんな状況でもESTPは適切な対処を迅速に行うことができます。
さらに要救助者を励ますコミュニケーション能力も非常に高いため、これほど緊急対応系の仕事に向いているMBTIはいないでしょう。
また要救助者側からも非常に頼れる人だと思われることも多いです。
起業、フリーランス
ポイント
・フリーランス
・起業家
ESTPが起業家型と呼ばれている通り、自分が一番偉い立場になることで大きく稼ぐ可能性のあるビジネスに取り掛かることができます。
そのため今現在の組織のルールや仕事に面白さを感じていない場合は、起業したりフリーランスになることもお勧めです。
体を動かす技術系の仕事
ポイント
・製造系
・大工
・現場監督
ESTPは5感が優れていて、最前線の現場職や技術職で優れた功績を残せることが多いです。
ESTPは他の人が気が付かないような小さな変化を敏感に5感で感じ取ります。
そのため、モノづくりの現場において普通の人よりも、ミスがなく優れたものを作り出せたりします
芸能、アーティスト系の仕事
ポイント
・俳優
・アイドル
・芸術家
・音楽系
先ほども言った通りESTPは5感が鋭いため、アーティスト系の仕事も向いています。
またESTPは自分自身を表現する能力に長けていますので、俳優やアイドルにも向いています。
ESTPの周囲の人を楽しませるエンターティナー性はこのような特殊な職業にも向いています。
ESTPに向いていない仕事
ルーティンワーク系の仕事
カウンセラー系の仕事
研究職
Web関連
向いていない部署
・設計
・総務部
・経理部
ESTPは毎日が同じ繰り返しの業務には飽きが来やすいです。
そのため総務部や経理などの仕事はESTPにとって刺激が足りないと感じることがあります。
また設計などのように四六時中デスクに座ってPCとにらめっこをしている業務もESTPにとっては苦痛に感じることが在るかもしれません。
ルーティンワーク系の仕事
・デスクワーク
・データ入力
・ライン作業
ESTPにルーティンワーク系の仕事は全く向いていません。
決められた業務を日々こなすだけの仕事はESTPにとって変化のない単調でつまらない日常に感じるため、
ルーティーンワークの業務やデスクワークといった狭い人間関係よりも、
もっと幅広い見知らぬ人とも積極的にコミュニケーションをとれる仕事が望ましいです。
カウンセラー系の仕事
・心理カウンセラー
ESTPは実際に抽象的なモノを扱うのが苦手に感じることが多いです。
例えば、心理カウンセラーのように、人の心のような実体のないモノを扱うのはうまくできない場合が多いです。
そのためカウンセラー系の仕事は向いていないといえます
研究職
・AI研究者
・ロボット研究者
・薬学・バイオ系研究者
・化学系研究者
ESTPは研究職も向いていない仕事と言えます。
先ほど言った通り、抽象的な概念を扱うのが苦手なので
「仮説→実証」
といった計画からの証明する流れが苦に感じることが多いです。
そのため「仮説→実証」の繰り返しである研究職はESTPの苦手分野です。
Web関連
・WEBディレクター
・WEBプロデューサー
・WEBプランナー
・WEBデザイナー
・WEBエンジニア
・WEBライター
・WEBマーケター
ESTPはWeb関連の仕事は向いていない可能性が高いです。
Web関連の仕事は納期が明確に決まっており、単調な仕事内容になりやすく、また激務であるため、
刺激などを求めるESTPには苦痛な日常の繰り返しかもしれません。
Webディレクターのような監督的な立ち位置はまだましに感じるかもしれません。
まとめ
ESTPは向いている仕事や向いていない仕事が極端になる場合が多く、
自分に合った適職を見つけることで人生が180度変わるくらい楽しいモノになる場合があります。
そのためESTPは自分に合う刺激的でやりがいのある仕事を見つけましょう。
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