レンタルサーバー選びには
「コスト」
「使いやすさ」
「サポート対応の速さ」
などの様々な部分を比較するものですが、
中でもサーバーを選ぶ上で一番重要視するのはサイト表示の速さで選ぶ人も多いと思います。
グーグルが掲げる10の事実でも「遅いより速いほうがいい」とSEOで評価するむねを大々的に発表しています。
3.遅いより速いほうがいい。
Googleが掲げる10の事実
Google は、ユーザーの貴重な時間を無駄にせず、必要とする情報をウェブ検索で瞬時に提供したいと考えています。Google は、Google のサイトのページから余計なビットやバイトを削ぎ落とし、サーバー環境の効率を向上させることで、自己の持つスピード記録を何度も塗り替えてきました。
その為多くのアフィリエイター達は、サーバーのスピードさえ速ければ多少コストが高くても目をつぶるものです。
そこで、最近出てきたMixhostと老舗のXserverのハイスペックサーバー同士では一体どちらがサイト表示スピードが速いのか、が気になる人もいるかと思います。
もう結論から言いますがサーバー自体は同じくらいの速さで、
高速化プラグイン「LiteSpeed Cache」を付けたMixhostよりも
高速化プラグイン「autoptimize」を付けたXserverが若干早かったです。
今回実施したサーバーテスト | スマホ | PC | |
1位 | 「autoptimize」を付けた「Xserver」 | 62点 | 94点 |
2位 | 「LiteSpeed Cache」を付けたMixhost | 58点 | 94点 |
3位 | 高速化プラグインなし「Mixhost」 | 40点 | 92点 |
4位 | 高速化プラグインなし「Xserver」 | 38点 | 90点 |
というわけでMixhostとXserverどっちが速いのか詳細を紹介します
とあるサイトをエックスサーバーからMixhostに引っ越したついでにサイトスピードの測定をした
とあるサイトを半年ほど前にXserver からMixhostに移した時にサイトスピードを実際に測定比較した結果を載せてます。
とあるサイトってまあ出会い系紹介サイトなんですが、
Xserver の規約でアダルト系、出会い系、マッチングアプリ系はNGというのを知らずに運営していて、

ていうかなんとなく知ってたけど「このくらいいけるっしょ!」って感じでやってて凍結された
こうして、急遽引っ越しをせざる負えなくなったときの話です。
Mixhostを選んだ理由はアダルトOKなハイスペックサーバーだから
選んだ理由
・ハイスペックだから
・アダルトOKだから
いろいろ調べて結果的にMixhostを引っ越し先に選んだのは、エックスサーバーと同じくらいの高スペックででアダルトOKだからです。
そんときついでにスピード測定もして、ついでにその時のことも記事にしてやろうと思いついたのがきっかけで今回の記事につながるわけです。
測定に使用したのは「PageSpeed Insights」
今回「Mixhost」「Xserver」でのサイト速度を測るのに使ったのは「PageSpeed Insights」というグーグルが提供している「サイトの表示速度を調べるためのサイト」です。
スマホで表示した場合とPCで表示した場合のそれぞれのサイト表示速度を1~100点の点数で可視化してくれる便利なサイトです。
それぞれの点数概要は下記の通り
・ 0~49点 悪い
・50~89点 普通
・90~100点 良い
こんな感じで分けられますが、50点以上なら別に問題なしです。
スマホ表示で90点以上出るサイトとかあんの?って思うくらいスマホ表示の点数は低くなります。
50点以下は改善した方が良い
「PageSpeed Insights」で速度を測ったとき、スマホ表示で50点以下のサイトは改善をお勧めします。
ちなみに2021年5月のGoogle Core Web Vitals(表示速度を表す指標)が追加されました。
サイトの速さがSEOの重要基準として項目に追加されたのです
特に下記の「First Contentful Paint」に3秒以上時間が掛かっているサイトは要改善です。


SEOがマイナスになるだけでなく、ユーザーは3秒以上待たされると「別の記事読もう」ってなるからです
使っているテーマ
引っ越したメインサイトで使っているテーマは「Affinger6」です。
アフィンガーってやたら有料プラグインあるんですけど、ほとんどつけちゃってます。
なので普通のサイトよりも若干重いかも(そもそもアフィンガーのテーマ自体重い)
本音をいうと当サイト(SANGO)もアフィンガーにしたいんですが、テーマ変更するとかなりめんどくさいことになるのでやってません。

過去にメインサイトをエマノンPROからアフィンガー6にしてとても大変だった
Xserverの表示速度「測定結果紹介」

一番有名で高スペックなレンタルサーバーとして有名な「Xserver」です。
ガチでアフィリエイトするなら「Xserver」をお勧めしている人も多く、
管理人も一番初めにレンタルしたサーバーは「Xserver」でした。
2年前にアフィリエイトブログを始めるとき
サルワカの「XserverでWordpressの始め方!」的な記事をみながら開設したのを覚えてます。
当時はXserverにWordpressクイックスタートがなくて設定がめんどかった
Xserverは毎年のようにサーバーをアップグレートしている感覚があります。
・2016年にメモリ(96GB → 192GB)へ増やす
・2017年にHDD を SSDへ変更する
昔からあるレンタルサーバーなのでどうしても古いシステムが出てくるのでアップグレートはマストだと言えます。
レンタルサーバの中にはケチってサーバーシステムは古いまんまとかザラなのでそういう点では安心できます。
高速化プラグインなし「Xsrver」
まずは高速化プラグインを外した「Xserver」で測定したものを載せます👇

・スマホ 38点
・パソコン90点
普通に遅いですね。50点以下は普通に遅いサイトです。
SEOでは悪い評価がつけられちゃいます
高速化プラグイン「autoptimize」を付けた「Xserver」

次に高速化プラグインと言えば王道な「autoptimize」を付けたXserverの速度測定です。
ちなみに「autoptimize」で高速化している設定は下記の3つくらい
・HTML
・CSS
・JavaScript

・スマホ 62点
・パソコン94点
高速化プラグインを付けるとかなり早くなることが分かりますね。「autoptimize」は非常に優秀なプラグインです。
Mixhostの表示速度「測定結果紹介」

MixhostにはLiteSpeed(ライトスピード)と呼ばれる、最新技術の「HTTP/3」「QUIC」が採用されており、最新型のサーバです。
そのため高速化プラグインにはLiteSpeed(ライトスピード)サーバにのみ対応している「LiteSpeed Cache」を使います。
高速化プラグインなし「Mixhost」
Mixhostにサーバー引っ越し後早速計測しました。まずは高速化プラグインなしで測定します。
その結果が下記です👇

・スマホ 40点
・パソコン92点
高速化プラグインなし「Xsrver」よりも2点上がり、早くなったように感じますがまあ1~2点の上下は誤差ですね。
何回か測定すると少し数字が変わるので
それよりもこれで「Mixhost」が「Xserver 」並みのスペックということが分かったので安心して本サイトの運営ができるというものです。
高速化プラグイン「LiteSpeed Cache」を付けたMixhost

LiteSpeed Cacheの設定はGoogleで「LiteSpeed Cache 設定 おすすめ」で検索して一番上に出てきた人の記事でおすすめしてた設定になってます。
HTML、
早速計測👇

・スマホ 58点
・パソコン94点

あれ?なんか下がった(笑)
高速化プラグイン「autoptimize」を付けた「Xserver」よりもなんか下がりました。
4点はさすがに誤差ではない気がするので、たぶんサーバーのスペック自体は同じくらいだけど、「autoptimize」のプラグインが優秀だったということですかね。
Mixhostに引っ越してから半年
Mixhostに引っ越してから半年程メインサイトを運営しましたが、今のところ問題なしです。
「Xsrver」を使っていた頃のような感覚でサクサク編集できるし、Wordpressが重くなったりとかありません。
「アフィンガー6」自体重いので、編集画面でちょっとカクつくときはありますがそれは「Xserver」時代でも同じでした。
Mixhostで気になったこと
個人的にそんなに気にならないですが、短時間とはいえサーバーが落ちるのがXserverよりも多いですね、
全然気にならないので別にいいですけど、リスティング広告出してたり、PPCアフィリエイトやっている人は短時間でもサーバー落ちると死活問題ですよね
補足「PageSpeed Insights」の数字は日によって変わる
「PageSpeed Insights」は日々のサーバーの調子によっても点数が変わります。
昨日計ったらは60点あったのに今日は40点しかない、とか普通にあります。
また時間がたてば結果が変わってることもあるかもしれませんが、この後何日か連続でやりましたが結果はあまり変わりませんでした。
なので「autoptimize」は優れたプラグインということが分かった結果になりました
まとめ
今回実施したサーバーテスト | スマホ | PC | |
1位 | 「autoptimize」を付けた「Xserver」 | 62点 | 94点 |
2位 | 「LiteSpeed Cache」を付けたMixhost | 58点 | 94点 |
3位 | 高速化プラグインなし「Mixhost」 | 40点 | 92点 |
4位 | 高速化プラグインなし「Xserver」 | 38点 | 90点 |
今回の「Xserver」と「Mixhost」の速さを比べてみたところサーバーとしてはほぼ同じで、早さはプラグインに左右されるということです。
ただ言えることは「出会い系、マッチングアプリ、アダルト系アフィリエイト」をやっている人や、やり始める人、やるかもしれない人で
「Xserver」と同じくらいのハイスペックを探しているなら「Mixhost」はおすすめできるってこと