
仕事が好きで休憩時間や休日中でもポジティブな思考で仕事の事を考えてしまう人もいれば、
上の人のように「仕事がつまらないな」と感じて仕事に行きたくないと感じる人もいるはずです。
しかし、もしも「仕事がつまらない」と感じていたとしても、決して「自分は仕事に向いていない性格なんだ」と決めつけない方が良いでしょう。
なぜならば、人間には適正というものがあり、現在勤めている企業や職種が根本的に自分に合っていない(自分に何が向いているのか理解していない)というケースも多々あるからです。
「仕事がつまらないから辞めたいな」と感じている人は、まずは自分自身を分析していくことが重要です。
この記事では、そんな「仕事がつまらないなら辞めるべき?」という疑問について解説していきたいと思います。
仕事がつまらないなら辞めていい?

ただし、条件として、「逃げる」という思考ではなく、「新たなチャレンジ」を設定してから辞めるということです。
1.転職理由が「つまらないから辞める」だけではダメな理由
「転職を繰り返す人」は、「辞めてからのビジョンを明確にしないで今が辛いから(つまらないから)辞める」という思考であることが多かったりします。
こういった思考のままでは一向に幸福度や満足度の高い仕事をすることはできませんし、収入も上がっていかない可能性が高くなってしまいます。
2.「仕事がつまらないのはなぜか?」を考える
「仕事がつまらないな」「辞めたいな」と思ったのならば、「では自分に合った仕事は何なんだろう?」と自問自答し、進むべき道を決めてから辞めるべきなのです。
例えば、PC作業が苦にならず、一日10時間以上平気でデスクワークができるのならば、プログラマーやWEBライター、動画編集者といった仕事に挑戦しても良いでしょう。
もしも人と話をしたり、新たな刺激がある方が合っているなと思うのならば、営業職やサービス業などに挑戦してみるのも良いかと思います。
そうやって自問自答していくことで、「だから今の会社の仕事がつまらないと感じるのか」と現状を客観視して自分自身を理解できるようになるのです。
新たなチャレンジをする前には準備をしよう

仕事を辞めてからの「新たにチャレンジすること」を決めたとしても、すぐに実行に移すことはNGです。
「善は急げ」という言葉はありますが、社会人にとって仕事は人生の重要な一部ですから、勢いだけで実行するのはさすがにリスクが高すぎます。
新たなチャレンジをする準備としては、以下のようなことが挙げられます。
例えば違った職種に転職するならば、経験もスキルもゼロからのスタートとなり、一人前になるまでにかなりの時間と労力が必要となります。
やる気はあっても心と体が限界に達してしまう危険性があるので、転職前に副業などである程度の勉強や経験をしてから辞めるようにした方が良いでしょう。
未経験業界に転職した際の注意点を覚えておくといいかもしれません→未経験の業界に転職するとどうなる?未経験業界に転職した場合の注意点
社会人になると、どうしても生活リズムが不規則になったり、運動不足や栄養不足といった状態になりがちです。
良い仕事をするには健康な体と心でいる必要があるので、辞める前に生活習慣を見直すべきなのです。
転職する前に勉強や経験を重ねてスキルを上げておいたり、生活習慣を見直して心身ともに良い状態を作ったとしても、新たなチャレンジには何が起こるかわかりません。
もしかしたら考えていたよりもハードな仕事であったり、自分と合わない上司がいたり、慣れるまでに時間が掛かる仕事である可能性もあるのです。
そんな転職後の疲れやストレスを軽減させるために、辞める前にある程度の貯蓄をしておくことが意外と大事だったりするものです。

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転職する前にスキルを上げておく重要性も覚えておきましょう→転職の準備とは?転職する前に自分のスキルを上げておくことの重要性
まとめ
今回は、「仕事がつまらないなら辞めるべき?」という疑問について解説してきました。
「仕事を辞めたいな」と感じたならば、必ず「新たなチャレンジ」を設定してから辞めましょう。
ただつまらないから辞めるという選択をしてしまうと、次の職場でも同じような理由で辞めてしまう確率が高くなってしまうからです。
他にも、辞める前に「新たにチャレンジする仕事のスキルを勉強しておく」「生活習慣を見直しておく」「ある程度の金額を貯蓄しておく」といった準備をすることも重要です。
決して勢いで転職するのではなく、自分の気持ちに正直になりながらも計画的に転職活動をしましょう。