就職活動をする時に大切なのは、希望の求人情報をしっかり確認することです。
本来は、いくつかの求人をピックアップした上で、どの会社に入ることをまず第一に考えるかを決めます。
求人情報に目を通しながら、自分がやりたい仕事は何かを明確にしていきます。
他の人も希望しそうな条件のいい求人は、応募期間があまり長くない可能性もあります。
しかし、求人を探す上で一番気をつけるべきことはブラック企業の求人が見分けられるかどうかです。
せっかく苦労して転職活動して、ブラック企業に入社は絶対に避けなければなりません。
今回はブラック企業の求人の特徴をご紹介します。
目次
こんな求人は注意!ブラック企業の求人情報5選

1.ブラック企業の求人・給与形態
給与形態が大きく分けて「固定給」「歩合制」「完全歩合制」があります。
毎月安定して給与が受けたい場合普通「固定給」を選びます。
ブラック企業の場合給与形態が「歩合制」「完全歩合制」となっている場合が多いです。なぜなら、「歩合制」「完全歩合制」にしておくと、方法によっては給料を下げることができるからです。
目標売上の達成率によって給料を決める「歩合制」の場合、給料をあまり多く払いたくない場合はノルマを上げて売り上げをあまり達成できなくさせます。そうすると払う給料が下がるのです。

2.ブラック企業の求人・福利厚生が少ない
基本的にブラック企業は福利厚生はありません。だから、基本給を高めに設定して扶養手当とか家賃手当とかをなくしてます。
ホワイト企業ならば、多少基本給が少なくても、扶養手当や家賃手当子供手当など様々な福利厚生があり、貰える合計金額的には多くなるのです。
福利厚生に関しても必ずチェックしましょう。
3.ブラック企業の求人・勤務内容
「未経験大歓迎!」や「既存の顧客を順番に回るだけのルート営業」等一見誰でもできそうなうたい文句を書いている求人には要注意です。
裏を返せばだれでもできる仕事と思わせておいて、いざ入社するとあり得ないノルマを課されたり、「30人採用して2.3人くらい残ればいい」というような考え方のブラック企業もたくさんあります。
さらにブラック企業は常に人手が不足してますので、誰でもできるような仕事内容を書いておいて、給料は高めに書いています。
4.ブラック企業の求人・勤務時間休日
年間休日114日以上ない場合もしくは、休みは多めに書いてあるが休日出勤があり尚且つ休日出勤手当がつかない会社はブラック率高めです。
厚生労働省の調査によると、年間休日数の平均は【114.7日】
これに限っては求人で見抜くのはむつかしいので転職会議などで評判を調べましょう
ブラック企業は平均残業時間をちょろまかしている可能性があります。
ブラック企業は残業時間をちょろまかすのが上手いです。
基本的にブラック企業は常に人手不足なので、一人当たりの残業時間が多くなります。ふつうはその記載を求人に書かなければなりませんが、
その1.
月100時間残業をしてても、20時間分の残業しかしていないということにすれば求人には月の平均残業時間は20時間と書けるし、社員にも20時間分の残業代しか払わないでいいというサイコパスなことを実施しているブラック企業があります。
その2.
全社の残業時間の平均をとっている場合
ブラック企業とはいえ、部署によっては緩い部署もあります。
その部署の残業も足して割って忙しい部署の残業時間の平均を著しく下げて、あたかも残業時間が少ないように見せる方法もあります。

このようにあらゆる手を使って、ブラック企業は平均残業時間を下げているのです。
5.ブラック企業の求人・保険
まずは法律で定められている保険に入っているかどうか必ず確認をして下さい。
でも、法律で決められているから、絶対入ってるんじゃないの?
と思ってる方は要注意
会社はやろうと思えばどんな方法でも保険に入らないでいいようにできます。例、正社員で採用と思ってたのに個人事業主にさせられていた場合等
正社員ならば研修期間中から、社会保険(雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金)はすべて会社が用意しなければなりません。
「研修期間中だから社会保険は入ってない」などと言うブラック企業には絶対入ってはダメです。
求人情報の確認をしたらやること

前述したようにブラックだと思われる求人を除いたあと、求人情報をチェックして、これはと思った求人があったら、相手企業に連絡をとって面接の日取りを決めます。
限られた求人情報だけにとらわれず、数社の面接のアポイントまで取り付けておきましょう。
面接時の雰囲気を感じ取る
どれだけ気をつけてもブラック企業の求人に引っかかってしまうこともあるでしょう。
そんな時面接の雰囲気で「あっここは雰囲気が悪いな」と感じたら、辞退するのも一つの方法です。
実際に面接に行った段階で、会社の雰囲気や面接担当者の品格を確かめておくことも必要です。
求人情報に乗っていた内容と会社側の提示する条件に齟齬がないかは重視したい点です。

面接に行ったら必ず会社の雰囲気は注意して観察してみましょう。
実際に見て決めることも大切
企業によっては、求人情報に書かれていることと実際に働いて感じたことが異なっていることがあります。
求人に応じて採用を希望しているとはいっても、面接を受けながら、本当にこの会社でいいのか考える余地はあります。
もしも、面接を受けた時に聞いた説明と求人情報に書かれている内容に明らかな違いがあるという時は、労働基準監督署に行くべきこともあります。
転職エージェントに相談もお勧め
転職エージェントにそういったブラック傾向のある求人をあらかじめ省いてもらって、紹介してもらうということをお勧めいたします。
・転職エージェントとは?オススメ転職エージェントはどこ?お勧め転職エージェント会社
まとめ
これから働くであろう会社を評価するためにも、面接に行く前にしっかり求人情報を確認しておくことは最低限必要なことです。
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