
でも今までのWordpressのプラグインの設定とかテーマの設定は変えたくない

サイト運営やブログを運営していると、このような悩みにぶつかりますよね?
ジャンル特化型で運営してきたけど、別のジャンルが増えてしまってサブドメインやサブディレクトリにカテゴリー分けをしたい時とかありますよね?
そのまま本サイト一本で運営するよりもカテゴリーが複数あるなら、サブドメインやサブディレクトリで分けた方がSEO的にも有利になります。
本サイトからカテゴリーを独立させるために、サブドメインやサブディレクトリを作って運営したい。
そんな時には、All-in-One WP Migrationというプラグインを使えば簡単に複製サイトを作ることができます。
・一つずつコピー&ペーストしてたらめんどくさい
・サーバーやFTPの知識がないから難しい
・テーマやプラグインの設定ごと複製したい
・簡単にサイトを分裂させたい
・カテゴリーをサブドメインやサブディレクトリに分けてSEOに有利な効果を期待したい
こういった困りごとは、All-in-One WP Migrationで簡単に解決できます。
それでは早速解説します。
All-in-One WP Migrationでできること
・512MBまでのデータを新しいドメインに複製できる
・複雑な作業をしなくても簡単に複製サイトが作れる
・写真はデータ容量が大きいので、写真のデータだけはFTPを使う
・512MB以上のデータ移行はできない(写真を除けばほとんど512MB以下にできる)
All-in-One WP Migrationでデータ移行する流れ
1.複製したい新しいサイトのサブドメインorサブディレクトリを作る
2.新しいサイトにSSL設定・Wordpressのインストールを終わらせておく
3.元サイトとコピー複製サイトにAll-in-One WP Migrationのプラグインをインストールand有効化する
4.元サイトでAll-in-One WP Migrationサイトをエクスポート(512MB以下)
5.複製サイトにファイルをインポート
6.複製サイトでインデックス設定をする
7・写真をFTPで元サイトから複製サイトに写真をコピーする
8.元サイト・複製サイトでそれぞれ要らないものを削除・整地すれば終わり
1.複製したい新しいサイトのサブドメインorサブディレクトリを作る
新しいサブドメインやサブディレクトリを作りましょう。
これが、複製するサイト先となります。
2.新しいサイトにSSL設定・Wordpressのインストールを終わらせておく
SSLを設定し、Wordpressのインストールまで終わらしておきましょう。
ユーザーIDとパスワードは何でもいいです。
どっちみち複製後ユーザーIDとパスワードは元サイトと同じになりますので。
3.元サイトとコピー複製サイトにAll-in-One WP Migrationのプラグインをインストールand有効化する

元サイトと複製サイトでAll-in-One WP Migrationのプラグインをインストールand有効化しておきましょう。
とりあえずこれで準備はOKです。
4.元サイトでAll-in-One WP Migrationサイトをエクスポート(512MB以下)
ここからはいよいよデータ移行作業に入ります。
All-in-One WP Migrationのプラグインを押してサイトをエクスポートを押します。
エクスポート先を押してファイルのみクリック

ここで512MB以上であれば、↓

512MB以下にする方法
ウンGBもあってインポートできないじゃないか!!
という方は、エクスポート先の上にある高度なオプションを選択してください。

この中の
✔ スパムコメントをエクスポートしない スパムコメント
✔ 投稿リビジョンをエクスポートしない 投稿記事バックアップ
✔ メディアライブラリをエクスポートしない (ファイル) 写真
にチェックをつけてファイルを選択すれば、おそらく512MB以内になります。↓

メディアライブラリにも✔しているので、写真はエクスポートされません。
512MB以上になる人はこのメディアライブラリの容量が大半を占めていると思われます。写真関係はFTPでコピーしましょう。
WordPressは更新ボタンを押すと前回の内容を自動的にバックアップをする機能が搭載されています。この機能をリビジョンといいます。
ということは更新ボタンを押すたびに、前回の記事達がどんどん溜まっていきますので、便利な機能ですが、正直過去の訂正前の記事なんていらないでしょ。
5.複製サイトにファイルをインポート
複製サイトのインポートをしていきますが、そのままだと30MBしかインポートできませんので、下記手順で512MBまでインポートできるようにして下さい。
512MBにする為に必要な手順
初期設定では30MBまでしかインポートできないので、512MBまでインポートできるようにします。
1.下記のURLからBasicの下のDownloadを押してファイルをダウンロードします

2.このファイルを複製サイトのプラグインの新規追加を押して、ファイル選択→先程ダウンロードしたファイルを有効化します

3.プラグインをアップロードすれば512MBまでインポート可能となります。

これをやらないと30MBでサイト複製はきついです、、、
インポート開始する
それでは複製サイト側でAll-in-One WP Migrationのインポートをクリックします。
インポートは、先ほど自分のPCフォルダにダウンロードしたファイルを選択するだけでOKです。

インポート後ログイン画面が表示される
インポートが終わった後は、ログイン画面に飛ばされますので、ユーザーIDとパスワードを入力します。
この時のIDとパスワードは元サイトと同じです。
6.複製サイトでインデックスしない設定をする
複製サイトをそのままにしているとインデックスされて、グーグルにコピーサイト判定を食らいますので、下記の
設定→表示設定→検索エンジンがサイトをインデックスしないようにするに✔→変更を保存
をしてインデックスさせないようにします。

7・写真をFTPで元サイトから複製サイトに写真をコピーする
写真はFTP経由でコピーしましょう。
Fillzillaを使いました。
左側は自分のPCフォルダ、右側はサーバーで順番は「コピー元のドメイン名→public_html→wp-content→uploads」の順にクリックします。
サーバー側のuploadsフォルダ内の全データを、自分のPCフォルダにドラッグ&ドロップしてください。自分のPCに適当に空のフォルダを作りましょう。

「複製先のサイトドメイン名→public_html→wp-content→uploads」の順にクリックする。
先ほど自分のPCフォルダにドラッグ&ドロップしたものを、すべて複製先のサイトのuploadsにドラッグ&ペーストします。

これでコピー完了です。複製サイトにログインをしてみて確認をしてみてください!
8.元サイト・複製サイトでそれぞれ要らないものを削除・整地すれば終わり
あとは、元サイト・複製先のサイトを整理してコンテンツが被らないように、整理しましょう。
カテゴリー分けをするならば、複製サイトに移したカテゴリー・投稿記事などは元サイトから削除しておきましょう。
そのままにしておくとコピーコンテンツとみなされ、複製サイトの方がペナルティを受けてしまいます。
最後に整地がおわったら、先ほどインデックスしない設定したところに戻り、複製サイトのインデックスしないの✔を外して完了です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はAll-in-One WP Migrationを使った簡単に複製サイトを作成する方法をご紹介いたしました。
写真の複製のみFTPを使うことになると思いますが、今回紹介したFTPのやり方も簡単なものなので、
FTP初心者ならば、この際FTPにも多少は慣れておくいい機会かもしれませんね!